理工科大OB座談会「まずいな」の「ま」で…?!
2023年05月15日
静岡理工科大学OB座談会 Vol.2
先輩:Sさん(技術部設計・開発課) 趣味:オンラインゲーム
後輩:Iさん(製造部製造課) 趣味:ゲーム、アニメ視聴
S:仕事はどう?
I: まだ入社して半年ぐらいなので、ちゃんと理解できているかというと…。
5年ぶりに打つ製品とかも担当していますが、一割も理解していない状態です。
先輩たちの技術を少しずつ見よう見まねで学んでいるところです。
S:少しでも金型の研修を受けていると、理解度が違うでしょ。
I:そうですね。技術部で、金型の取り扱い方とか、「ここはこうして下さい」と教えてもらったことをしっかり守っていれば大変なことにならないと安心できるので、
本当に基本に忠実に作業しています。
次の作業に行く前に、「まずいな」となる最初の「ま」のタイミングで先輩に聞きに行く、典型的な新人さん状態です。
例えば、金型が半欠けで打ってしまうと不良品が出てしまうので、怪しい時はすぐ確認しています。
S:「ま」のタイミング、良いね!
今は半欠けが出ないように設計しているし、半欠けが出る可能性がある場合にはメモをしているよ。
S:職場はどう?
I:先輩は嫌な顔は絶対せず、色々と丁寧に教えてくれます。本当にすごいなと思います。
工場内も5Sを気を付けるように指導があり、工具とか、パッと見てどこに何があるか分かるように整理整頓されています。
働きやすい環境です。
S:自分は設計を担当して1年目。上司が良く教えてくれて、困ることがなく出来ているかな。
みんな優しくて働きやすい良い職場。ミスが出てしまうことがあるけれども怒られることもないし。
でもやっぱり、ミスを現場から指摘された時は、みんなに申し訳ない気持ちになったよ。
試作を担当していたころと比べて、責任がより重くなったことを感じる。
S:困ったこととかある?
I:場数を踏まないと分からない、推測ができない、そこが一番困っています。
すぐに聞いて解決するようにしていますが、マニュアルを作りたいと思っています。
S:たしかに、場数を踏まないと分からない事はたくさんあるよね。
例えば、「粉が出ている」時、ここで出ているから、ここにやすりをかければいいとかね。
I:金型に関しては、技術部で教えてもらったことを忘れないように守って行かないと。
全て理由があってやっていることだから、自己流で「まあ大丈夫だろう」と流すことは絶対に無いようにしたいです。
S:自分の場合は、設計をやり始めてからお客様と話す機会が増えたんだけど、実は人と話すのが本当に苦手でね。
それでも拙いなりに間違ったことだけは伝えないように、相手の話をしっかり聞いて真摯な対応を心掛けています。
I:個人的な話なら、苦手意識はないですが、仕事でお客様とお話するとなると…
S:自分の言葉=会社の意見になるからね。
下手に答えられないので、一度社内でしっかり検討して回答するようにしてる。
I:当社は、営業がいないので、お客様とは技術部がやり取りして、技術的な部分をしっかり検討してからお仕事を頂くスタイルを貫いていて、
安請け合いがないので、社員としては安心です。こういうところも、当社のいい所だなと思います。
先輩後輩の座談会は、
次回Vol.3へ続く・・・!
株式会社望月プレス工業所
高い技術力と自由な発想で日本のモノづくりに貢献する。 当社は、創業以来磨き上げてきた高度な技術と、柔軟な発想で、オリジナリティーあふれる企業を目指しています。お客様のさまざまなご要望にお応えするため、自社独自のモノづくり、信頼されるモノづくりに挑戦し、付加価値の高い製品をお届けしています。
静岡県袋井市広岡1359番地
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